メンテナンス

2013.11.16 09:29|未分類
 10月27日に、震災支援のチャリティーイベント「もりのおんがくかい」を終え、11月4日から7日まで、南三陸町にタカさんと出かけた。今回の目的は、南三陸町に設置した64セットのベンチセットのメンテナンスと、来年のやまそら祭に呼びたいと思っている「サンシンズジュニア」との打ち合わせだ。毎回そうなのだけど、南三陸町に「行く」という感覚と「帰る」という感覚の両方を感じる。懐かしいたくさんの南三陸の友人に会ってたくさんの話をできることが嬉しい。

 あれから早くも2年と9カ月。国や県・町が決める大きな復興の道筋は、遅々として進まない。被災した人々は翻弄されながらも、じっと物事が決まり復興するのを待っているのだが、我慢できずに町を出る人もたくさんいて、町の再建を難しくしているのも一つの現実だ。せっかく建てたあさひ幼稚園も、周辺の造成をするということで、建物を一度解体して造成後にまた建て直すそうだ。しかし、また一時的に仮設の幼稚園になるのだと思う。子供たちもやっと気持ちの落ち着く場所を得たのに、今までの場所ではだめなのだろうか。山の中の園庭は、子供たちの楽しい遊び場なのに。
 さんさカフェも新しい県道ができる時には場所を変えなくてはいけない。海岸線に作る高さ8mの堤防の工事が少しずつ進んでいる。近くで見るとかなりの高さで驚く。堤防ができた後の南三陸町の海と町のイメージが浮かばない。


 仮設住宅をぐるぐるとまわって、ベンチセットに塗装をし直した。どこの仮設でもたくさん使われているようですごく嬉しかった。40か所以上あるので、4日間でまわるのは結構忙しい。あまり長話もせずに、黙々と塗装をしてまわった。
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 行く先々の懐かしい友人とは、いろいろな話をした。海でカヌーを楽しんでいたKさんは、震災以降海では遊んでいないそうだ。また子供と一緒にカヌーで沖の島に行ける日が来るのだろうか。
 震災直後から避難所で行政の代表として被災者と接してきたHさんは、2年を大分過ぎた今の方が気持ちの起伏が激しくて、とてもつらい様子だ。あれだけの経験をして、その直後から、毎日行政と被災者の間に立ち休みなく働いてきたのだから、心はとても疲れていて当然だと思う。焦らないで少しずつ少しずつ進んでほしいと思う。今になってお年寄りだけでなく、若い人も突然亡くなってしまうという現実もあるそうで、いつもは明るく子供たちと接している幼稚園の先生たちも、とてもショックを受けていた。行く先々で聞く今の被災地の現状は、明るい未来の話というよりも、重くのしかかる厳しい現実と向かい合って、それでも少しでも希望の出口を見つけようと必死に戦っている人たちの壮絶な話として受け止めた。
 皆さん笑顔で接してくれてありがとうございます。少しずつ焦らないで歩いて行きましょう。絶対出口はあるはずです。そう信じています。

 サンシンズジュニアの子供たちは、10084158485620D12D[1]   11423058962EE687F8[1]
来年こちらでライブをしてくれる約束をしてくれた。メンバーの高校生の女の子たちは、町を出ないで南三陸で頑張っていくと話してくれた。Aさんはそれまでさんさカフェを守っていくと頑張っています。

 最終日に冷たい雨が降って、6か所の仮設に行くことができませんでした。もうすぐ3回目の冬が来ます。皆さん体に気を付けて、寒い寒い冬を乗り切ってください。春になったらまた町に戻ります。
 
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hopeseeds代表 寺田 佳之 (テラダ ヨシユキ)

事務所 〒357-0128  埼玉県飯能市赤沢1175-3

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支援金振込先 ゆうちょ銀行
宮城県南三陸町支援ボランティア 「ホープシーズ」希望の種

 店名) 〇三八(読み ゼロサンハチ)
 店番)038 
 預金種目) 普通預金
 口座番号) 2914381

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